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九州の近代化遺産や産業遺産≪文化財≫
九州の近代化遺産や産業遺産≪文化財≫:6
福岡県有形文化財 坂東寺 石造五重塔建造物
2011年12月08日

鎌倉時代貞永元年(1232年)に造られた塔は高さが246センチ、ほぼ正方形の笠石を5段重ね、最上部に宝珠形の石をのせ、塔身には密教の教えである五大(空風火水地)と種子の四転(発心、修行、菩提、涅槃)を示す梵字が刻まれています。  この貞永の五重塔(貞永塔)には、ひとつの逸話が残されています。参道を挟み、貞永塔の反対側に立つ貞永塔そっくりの塔。この塔には「天保3年(1832年)、久留米藩第9代藩主有馬頼徳公(月船公が、複製品(天保塔)をもとの場所に建てた」と刻まれています。月船公は多様な趣味の持ち主で、柳原園や江戸藩邸の庭などに、藩内の古い寺や神社から由緒ある石造美術をたくさん収集したことで知られていますが、おそらく貞永塔もその一つとして集められ、代わりに天保塔が立てられたのではないかと考えられています。しかし、現在の貞永塔が果たして柳原園から戻ってきたものなのか、もともと2つの塔があったのか定かではありません。柳原園で使用された貞永塔は、その後「もとの坂東寺に帰りたい」と、夜な夜な泣いたといいます。この逸話にちなんで、貞永塔は「夜泣き塔」とも呼ばれています

重要文化財 岩屋熊野座神社 鳥居
2011年12月08日

岩屋熊野座神社は、人吉城の南方に位置している。鎌倉時代以前に草創されたと考えられる。社地の西端に鳥居を構え、長い参道が続き、境内は前面に広場を取って拝殿と覆屋が建っている。
本殿三棟は、いずれも一間社流見世棚造の小型の社殿で、覆屋内部に並んでいる。中央殿と左殿は、構造手法や様式から見て天正年間の建立と推定される。右殿は、拝殿や覆屋などとともに、享保12年(1727)の建立と考えられる。鳥居は石造の両部鳥居は、元禄14年(1701)の建立である。
岩屋熊野座神社は、三棟の本殿を覆屋内におさめた独特の構成になり、これを中心に社殿がまとまって残り、高い価値がある。
とくに本殿の細部は地方的特色を強くあらわし、九州地方における中世に遡る神社本殿の意匠、技法を知る上で貴重である。
三井三池旧万田坑
2011年01月28日

熊本県荒尾市にある、「三池炭鉱旧万田坑施設」です。第二竪坑・ヤグラ、巻揚機室、倉庫およびポンプ室、安全燈室および浴室、事務所、山ノ神祭祀施設などが保存されています。これらは、わが国の近代化に大きな役割を果たした三池炭鉱に現存する明治・大正期における最大級の施設であり、当時の優れた炭鉱の技術を伝えているため、平成10年(1998)5 月1日、国の重要文化財に指定されました。(荒尾市HP参照) 2008年に日本政府が世界文化遺産暫定一覧表に記載する事を決定2009年にはユネスコ世界文化遺産暫定リストに記載されました。

   

伊藤常足旧邸(福岡県指定史跡)
2010年05月29日

天明6(1786)年11月、国学者伊藤常足が13歳の時に建てられたものです。平成元~2年、ふるさと創生事業によって整備するまでの間、数回の増改築が行われていましたが、残されていた屋敷図などをもとに復元が行われました。神職の家ではありますが、一般的な農家の構えで、広い土間、牛舎も付設されていました。

旧門司税関
2010年05月13日

門司港レトロの敷地内にある旧門司税関です。

煉瓦造りの2階建てで明治45年の建築物です。現在は隣に高層マンションがあり、古い建物と新しい建物が共存しています。

旧志免鉱業所竪坑櫓
2010年05月06日

志免鉱業所竪坑櫓(しめこうぎょうしょたてこうやぐら)は、当社の所在地である福岡県糟屋郡志免町にある志免鉱業所(志免炭鉱)の遺構です。近代建設技術史上価値が高いものとして、国の重要文化財に指定されています。

竪坑は、石炭の出る地層まで縦に掘った穴のことで、竪坑櫓は、昇降する機械を取りつけたタワーのことです。竪坑櫓の規模は、地上47.65メートル(基準点からは53.65m)、鉄筋コンクリート造のワイディングタワー形です。昭和18年に櫓が完成し、塔内には1,000馬力のケーペ巻上機が備わり、地下430メートルまで鉱夫や石炭、資材の搬出入をしていました。この時代の同タイプのものは、日本で志免町だけですし、世界でもベルギーブレニー炭鉱・中国撫順龍鳳採炭所にしか所在が確認されていません。平成21年12月8日に国の重要文化財に指定されました。 志免町所有。