写真の左側の藻が生息している部分は無塗布の部分です。
今回はコート塗布部分を割って、浸透層の有無を確認します。
表面の撥水は無く、酸性雨の影響で凹凸が出来ています。
しかし、水を落とすと見た目は濡れ色になりますが内部に浸み込まずに
表面に留まります。
数ミリの部分に層が残っている事が判ります。
ADコートは浸透タイプの保護剤なので、石材の内部に浸透した成分は紫外線の
影響をほとんど受けません。そのため10年経過した今でも吸水防止効果は持続しています。
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当社は、12月28日が仕事納めです。尚、当社の年末年始の休業期間は下記の通りです。
本年もADーCOATをご愛顧いただきありがとうございました。
〔年末年始休業期間〕 12月29日(木)~1月4日(水) ※製品の通常出荷は6日からとなります。
中国での製品購入に関しては下記までご連絡下さい。
※日本語での問い合わせ可能です。
メールにてお問合せの際は、問い合わせ内容と会社名、担当者名、連絡先の電話番号をお願いいたします。
中国(上海)
担当者名・史 建華
電話+86 13816336333
e-meil sjh475475@yahoo.com.cn
↑試験体の角を割り、水に付けるとAD-COATが浸み込んだ部分は水を吸い込みません。
吸水率が非常に高い大谷石にAD-COATを塗布し、吸水率を低下させることで石自体の強度が低下することを軽減できるか否かの確認試験を行いました。試験は公的機関にてJIS A 5003による吸水率の測定試験を用いて行いました。結果、ADースーパーとADスーパーⅡを塗布した大谷石はどちらも無塗布の大谷石と比べると吸水率が10分の1以下に減少しました。さらに吸水率を大幅に低下させることで大谷石の強度も維持できている事から大谷石に対して吸水防止処理を行う事は石自体の保護に十分有用であると判断できる結果となりました。 AD-スーパー 塗布吸水率 1.93% 圧縮強さ 1551N/c㎡AD-スーパーⅡ塗布吸水率 1.31% 圧縮強さ 2040N/c㎡ 試験結果資料のダウンロードはこちらから3-1、3-2をダウンロードしてください。
コンクリートとタイル目地の吸水防止試験を行いました。
試験体は1年間と3年間、屋外暴露を行った物ですがどちらも吸水防止効果
が十分出ておりAD-COATはコンクリートに対しても石材同用の効果を発揮
することが判ります。詳しい報告書はこちらからダウンロードできます。 ※⑰コンクリート暴露後の吸水防止試験結果
AD-スーパーを塗布したライムストーンを塩酸10%溶液に浸け、コートの効果を確認しました。
結果、塗布部分の方が塩酸の影響が少なく、試験後もADコートの効果は残っています。
これは、ADコートが浸透層を形成しているためで、表面が溶けても内部まで出来ている
浸透層によって吸水防止効果を保っています。この結果から屋外の石やコンクリートに
ADコートを塗布した場合、躯体に対する酸性雨の影響を大幅に軽減することが可能なことが解ります。
反応が終わった塩酸液から取出した状態。試験体下部の無塗布部分は溶けて細くなっています。
スーパーを塗布している部分も表面は荒れていますが無塗布ほど溶けていません。
また、塗布部分は石の色が白く吸水防止効果が残っている事が解ります。
こちらも同じ試験です。
(左写真)↓左右が塗布部、真ん中が無塗布。写真では解りませんが塗布部と無塗布部には段差が出来ています。
(写真右)断面の浸透層も確認できます。
13年間外部で暴露試験を行っていたライムストーンの洗浄を行いました。当時他社品も含めて数種類の浸透性吸水防止剤
を塗布しています。左下は現在のAD-スーパーです。目視の状態でも汚れの差が判ります。
束子を使用し水洗いを行った状態です。スーパー塗布部分は水洗いだけで下地の色が出てきました。
塗布面の拡大写真です。表面は酸性雨等で多少溶けていますが、汚れの浸み込みはほとんど見られません。
浸透層を形成しない製品は、撥水が無くなると共に効果がなくなります。また、下の写真を見ると判るように浸透層が
残ってるAD-スーパーは、石表面が溶解しても内部に浸透しているコートが水の浸み込みを防止しています。
こちらは、AD-スーパーで文字を書いて暴露をしていたライムストーンです。右は束子を使用し水洗いした状態です。
文字部分(塗布部)と無塗布部分の境目です。汚れの浸み込み差が良く判ります。
洗浄剤、スカットシリーズを販売します。小さな面積、少ない予算に対応するために1リットルサイズからの販売です。必要な時に必要な量を購入頂けます。エフロスカット、水垢スカット、コケスカット、サビスカット、シミスカットの5タイプ(12月15日から販売)