旧志免鉱業所竪坑櫓

旧志免鉱業所竪坑櫓

志免鉱業所竪坑櫓(しめこうぎょうしょたてこうやぐら)は、当社の所在地である福岡県糟屋郡志免町にある志免鉱業所(志免炭鉱)の遺構です。近代建設技術史上価値が高いものとして、国の重要文化財に指定されています。

竪坑は、石炭の出る地層まで縦に掘った穴のことで、竪坑櫓は、昇降する機械を取りつけたタワーのことです。竪坑櫓の規模は、地上47.65メートル(基準点からは53.65m)、鉄筋コンクリート造のワイディングタワー形です。昭和18年に櫓が完成し、塔内には1,000馬力のケーペ巻上機が備わり、地下430メートルまで鉱夫や石炭、資材の搬出入をしていました。この時代の同タイプのものは、日本で志免町だけですし、世界でもベルギーブレニー炭鉱・中国撫順龍鳳採炭所にしか所在が確認されていません。平成21年12月8日に国の重要文化財に指定されました。 志免町所有。